サムネイル サイズ設定とデータベースで使用しない画像削除のしかた
WordPressサイトで保存されるメディア画像ですが
1枚の画像につき 複数のサイズの画像がデータベースに
保存されるという事はご存じでしょうか?
この 未使用の画像が増えれば増えるほど データベースに負担がかかり
サイトの動作が遅くなってしまう原因にもつながってしまいます。
すでに、保存されてしまっている画像は 直接、手作業で削除していかなくてはいけませんが
今から保存される メディアに関しては WordPress から設定することができます。
メディア ( 画像 ) の保存
まず、画像の保存からみていきます。
新規追加した メディアは このように保存されます。
これを データベース ( phpⅯyAdmin ) の画面で 確認してみます。
画像の圧縮をしてくれる プラグイン EWWW image optimizer を
導入しているので このように イメージ画像だけの項目が表示されます。
先ほどの color という メディアが サイズ違いで 6つも 作成されていますね。
これはどういうことなのでしょうか。
プラグインを利用していない場合は、wp_post という項目に
1つだけ 表示されているだけなのでサイズの確認をすることはできません。
サムネイル( メディア )の設定
サムネイル とは 記事ごとに設定できる画像で 新着記事 や 関連記事・
カテゴリ ごとの グリッドレイアウトなどにも使用される画像のことです。
メディアの 設定画面は2か所。まず、ダッシュボード画面から確認していきます。
設定画面
Luxeritas の管理機能 に サムネイルの管理 があります。
こちらで サムネイル のサイズが一覧で 確認・設定 することができます。
*上段の黄色の枠で囲っている項目は メディア設定からの編集になります。
サムネイル 表示サイズ 設定画面
サムネイルの設定は、外観カスタマイズの サムネイル(アイキャッチ)の項目にあります。
ここで通常の サムネイル スタイル と グリッドレイアウト用の サイズの設定をします。
先ほどのサイズ一覧の右にあります項目 Selectable の
チェックのついている項目がここに表示されています。
そして、2か所目の 設定画面
ダッシュボード画面 の 設定 項目から メディア画面 をみていきます。
先ほどの Selectable でチェックされていた項目ですね。
サムネイルだけでなく ページ内で使用する画像のサイズ設定にも この項目が関係してきます。
画像詳細 – 記事に挿入する画像設定 –
挿入した画像をクリックすると このようなタブが表示されますね。
こちらの編集をクリックし サイズなどの指定をするのですが
ここにも先ほどの 画像サイズが 表示されており サイズを編集することができます。
設定のポイント
ポイントは、当たり前ですが 不要なサイズのチェックを外す。
または、メディア設定の場合は 数字を0にすることで 画像の作成が最小限になります。
私の場合、掲載したい 画像の編集 の時点で このページ用に画像をできるだけ
サイズを合わせたものを用意し、常にフルサイズでの使用にしています。
なので、あとはサムネイル用に 最小限のサイズを残して あとはチェックを外しています。
データベース
作成される画像 は 最小限にはなりますが、
例えば サムネイル として使用しない ページ内の画像 などは できれば削除したい。
また、今までに作成されてしまっている 画像も削除したい場合の方法をごあんないします。
phpMyAdmin の画面の開き方は レンタルサーバーからになります。
メディア画像の削除のしかた
チェックする項目は path と resize です。
path はメディアの url でメディアのネームとサイズが入っているのが分かります。
resize は サムネイルの サイズです。
画面の見かたと削除の手順
- ✔ Showing rows 0 – 6 はトータルの画像枚数です。
- 25項目ずつの 表示になっていますので まとめて調べる場合は 行数の変更をします。
- メディアの数が多い場合は フィルターで絞り込みます。
- 削除する項目にチェックを入れ チェックしたものを: → ✘ 削除をクリック
- 次の画面で再確認 はいをクリックすると 完全に削除されます。
枚数が多い場合は この作業を繰り返します。
間違って必要な画像を削除してしまわないよう、サイズを確認しながら作業を進めてください。
もし、必要な画像を削除してしまった場合は
MySQL の復元を利用するという方法もありますが、
削除してしまった画像もすべて復元されてしまいますのでご注意を。
EWWW image optimizer – 画像圧縮 –
WordPressに保存した画像自体もできるだけ軽くしてあげることで
サイトもデータベースも動きやすくなります。
画像の多いサイトを作られる方はプラグインを入れることをおすすめします。