データベース|アクセス権所有ユーザーの追加や phpMyAdmin のログイン設定|エックスサーバー
運営する WordPressサイトのデータは レンタルサーバーとデータベース " MYSQL “に保管されています。
このデータベース(MYSQL)に保存された 自身のデータベースの情報内容を
確認・編集など “phpMyAdmin (ピーエイチピー マイ アドミン)"という管理画面から行うことができます。
この phpMyAdmin へはログインが必要になり アクセスするためにはレンタルサーバーを経由する形となります。
このログインに関する 知っておくと便利な使いかたや
データのバックアップなど レンタルサーバー画面から行う操作方法について まとめていきます。
データベースとは?
かんたんに データベースのしくみを 図にしてみました。
データベースでは Webサイトのデータが保管されていて
リクエストに応じて 作成(保管)・読み出し(表示)・更新・削除の処理をしてくれます。
私たちが作成したデータを Webサーバーに送信、WordPressに関するデータは
FTPサーバーで管理されるなど それぞれの役割によって 情報が管理されています。
国内レンタルサーバーの多くは MySQLデータベースを利用していて
プログラミング言語のPHPを使用するワードプレスでは phpMyAdmin から管理や編集などを行うようになっています。
Xserver からできる データベース設定
WordPressで作成されたサイトのデータは レンタルサーバー内である程度 管理・編集などが行えます。
Xserver の簡単インストールから WordPressを インストールした場合、
_wpで始まる データベース名(*簡単移行の場合、 wt_●● など)で作成されています。
この データベース名と ユーザー名が 設定に必要な情報です。
MySQLパスワードは phpMyAdmin 画面にログインする際に使用します。
データベースの項目は4つ。
MySQL設定では 所有者の確認・追加・データベースの削除などが行えます。
❹ の phpMyAdmin は Webサイトのデータを ブラウザ上で管理・編集などを行うためのツールになります。
また、間違って必要なデータを削除してしまった場合には ③データの復元 ②バックアップなどの機能もありますが
こちらは バックアップに関する記事でまとめていますのでそちらを参考にお願いします。
MySQL設定 – アクセス権所有ユーザーの追加
データベースは1サイトに1つ、それぞれ別の データベース名と ユーザー名で設定されています。
アクセス権所有ユーザーは 初期設定では データベースを作成した時の
ユーザー1人が このデータベースにアクセスする権利を持っている、ということになります。
これは PhpMyAdminの 管理画面へアクセスするための権利で この場合、所有権は 現在 wp_88 一人です。
複数の WordPressサイトを所有している場合、phpMyAdmin画面は 同時に開くことができず、
1データベースごとに ログアウト・ログインを繰り返す。といったことになります。
それぞれ別だと ログイン時の 複数のパスワードの管理などが大変だし、時間のロスですよね?
そこで メインとなるデータベースに 未所有ユーザーから アクセス権を与えることで
一つのデータベースから ほかのデータベースも一括で管理できるようになります。
イメージはこんな感じ。
これで wp_88 ( メイン )の PhpMyAdminに wp_45 のデータベースが追加され
それぞれの管理・編集を行うことができます。
アクセス権の設定をし データベースをまとめた場合、一つのログイン情報でよくなるので
管理がかなり楽になりますね。
phpMyAdmin – ログインパスワードの変更
データベースの ログインパスワードは WordPress簡単インストール画面
サイトごとの情報の MySQLパスワードから確認することができますが
変更が必要な場合は MYSQLユーザー一覧から再設定することができます。
変更したいデータベースのユーザー名を確認して 変更をクリックします。
好きなパスワードを設定し、確認変更へ進みます。
変更があったファイル、パスワード情報が書かれたファイル wp-config.php が表示されています。
変更をクリックして完了です。
MySQLユーザー設定と削除
不要になった アクセス権所有ユーザーや データベース自体を 削除することができます。
1 . [*]が付いているデータベースは
WordPressサイトがまだ インストールされている状態のデータベースです。
2 . データベース名(英数字)と同じユーザー名が
別のデータベースで使用されている場合や アクセス権を追加しているなど
必要なユーザーや データベースを削除してしまうケースがありますので注意してください!!
どちらも WordPressのサイト情報画面から すべてのデータベース名と
ユーザー名を確認し 削除作業を行うよう 気を付けてください。
まとめ
今回は レンタルサーバー( エックスサーバー )からのデータベースの設定などを中心に
phpMyAdminへかんたんにアクセスをする方法などをまとめました。
その他に phpMyAdminで行える サイト運営に役立つ記事はこちらでまとめていますので合わせてご覧ください。